事故時も冷静に対処

そのように、私達は自分の運転によって交通事故を引き起こすリスクを大幅に低下させることができます。ただし、自分が引き起こした事故であってもそうでなくても、万が一そういった状況に直面した際のシミュレーションをしておくことは、役に立ちます。そういった状況にならないように、日頃からも気を付けることにも繋がるからです。では、もし交通事故に直面してしまった場合、どのような『冷静さ』が求められるのでしょうか。まず、それは『引き起こした側』であるならば、より求められると言えます。

まず、加害者には被害者に対する『救護義務』があります。具体的に救護義務というのは、相手の怪我の度合いにかかわらず、必要な救護措置を行うことや救急車を呼ぶなどの行動が必要になります。これを怠った場合は、『ひき逃げ』と認められ、より罪が重くなります。もしその場で冷静さが欠けているならば、自分のことだけを考えて、または怖くなって逃げてしまうかもしれません。また、誰かの事故に巻き込まれてしまった、いわゆる被害者の場合であっても、軽い事故であるからと言って示談で済ませるより、冷静に事故の状況を把握し、警察への届け出など、必要な対応が行われるようにすることができます。